滝山団地の“ちょっとイイ”お話

管理組合の理事たちが団地で見つけた良いことや興味のあることなど「よもやま話」を語ります。
興味がありましたら読んでください。

【環境整備より】第14回「大人も楽しい健康遊具」

こんにちは、環境整備担当理事の谷口です。

3月は何かと忙しくコラム掲載も少し時間が空いてしまいました。このコラムを楽しみに(?)されている方々大変お待たせいたしました。本日は健康遊具について取り上げたいと思います。

滝山団地には2街区の東大公園に2台、3街区の西大公園に1台の健康遊具が設置されています。これらの遊具は2018年に設置された新しいものです。近年は子供の人口が減少したこともあり、各地の公園で大人向けに健康遊具を設置することが多くなりました。

ちょいトレ・のびのびベンチ

東大公園に設置されており、その名の通り、ベンチに座り背もたれに寄りかかって伸びをする遊具です。

のびのびベンチ
のびのびベンチのご利用方法

ちょいトレ・ぐりぐり

こちらも東大公園に設置されており、いぼいぼの付いた2種類のローラー(ツボローラー)で背中や腰のツボを刺激して血行を促進する遊具です。

ぐりぐり
ぐりぐりのご利用方法

ちょいトレ・ぶらぶら

西大公園に設置されており、ぶら下がりで関節や筋肉のストレッチをする遊具です。

ぶらぶら
ぶらぶらのご利用方法

西大公園には「ぶらぶら」の他に、腹筋運動をするための「あぶあぶ」が設置されておりましたが、昨年の暮れに背もたれ部分が壊されてしまったため使用禁止となりました。

あぶあぶ破損写真

破損部分は強化樹脂でつくられていて仮に子供が飛び跳ねたとしても簡単に割れてしまうものではないため、誰かが意図的に破壊したのではないかと推測されています。とても悲しいことですね。
残念ながら、この遊具はメーカーから修理不可との回答があり今月撤去いたしました。既に生産中止となっていた製品ではありますが、販売して数年で修理が出来なくなる遊具というのもどうかと思いますね。

これらの健康遊具は大人向けに作られているものなので、メーカーは子供の使用を禁止しています。ですが、周りに子供向け遊具が沢山ある東西の大公園に設置されていると、どうしても子供たちが遊んでしまいます。

子供の使用禁止

特に「ぐりぐり」は本来の目的とはかけ離れた「登り棒」として複数の子供たちがよじ登り、ぶら下がって遊んでいるのを良く見かけます。子供たちからしてみれば、周りが子供向け遊具で囲まれていれば、当然この遊具も遊んでよいのだと思ってしまいますよね。

この対策として、来年度に東大公園の「のびのびベンチ」と「ぐりぐり」を東集会所南側の芝地へ移設し、西大公園の「ぶらぶら」を西小公園Ⅰの一角に移設することを予定しています。
さらに西小公園Ⅰについては「あぶあぶ」の後継機種を新規設置する予定です。

あぶあぶ後継機種(都村製作所ウェブサイトより引用)

また、これらの場所には簡易柵を設けて子供たちが入りづらくなるような雰囲気を作ることで、使用を制限できるのではないかと考えております。

大人の皆さまもこの機会にぜひ、健康遊具をご利用になっては如何でしょうか。

次回は「小公園の桜」をお話しいたします。お楽しみに。(つづく)