管理組合の理事たちが団地で見つけた良いことや興味のあることなど「よもやま話」を語ります。
興味がありましたら読んでください。
こんにちは、環境整備担当理事の谷口です。
前回の東大公園写真で4種類の生き物が隠れている場所をお聞きしましたが、正解を〇で囲みます。
黄色い〇に囲まれた所は前回ご紹介した「鳥と魚」です。そして赤い丸が「虫」、青い丸が「花」になります。…え? 分かりません? ではこれならどうでしょうか?
通路上の青い丸で囲まれた中には白い部分が見えますね。これが「花です。」
赤い丸は…やっぱり遠くて分かりません。
正解は公園通路の一部に埋め込まれた絵柄平板で「セミ」と「ツバキ」でした。
これは20年前の2001年に各棟から遊歩道へ通じる通路の平板を改修する工事に伴い、新たに埋め込まれたものです。それまでの通路は平板がずれていたり、凸凹になっていたりして、自転車のタイヤが挟まる危険な箇所もあったそうです。そこで地盤改良を施してコンクリート縁石を設置した本格的な平板舗装に改修したことで、皆様から「がたつきが無くなった。」「広くなった」などの高評価をいただいたそうです。
「ツバキ」と「セミ」の絵柄平板はその時に公園等のアクセントとして採用されました。公園内が「ツバキ」で公園入口に「セミ」が敷かれていて、東大公園と同様に他の公園も同じような配置になっています。
皆さん、この絵柄平板が全部でいくつあるか団地内を散策して数えてみませんか?
当時、絵柄平板の候補には「クワガタ」も検討されていたようですが、絵が「クワガタに見えない」との理由で不採用になったようです。ちなみにこの平板は他にも「アジサイ」「アサガオ」「ケヤキ」などの植物や「カブトムシ」「トンボ」「カニ」「キンギョ」などが当時のカタログに掲載されていましたので、区画ごとに色々な絵柄を採用しても面白かったかもしれませんね。
でも残念ながら、この絵柄平板については当時の注文履歴に残っていた型番をインターネットで検索してみましたが、1件もヒットしませんでした。もう手に入らないものかもしれませんね。
ちなみに公園以外の通路には「レグルス」という名前の絵柄平板が埋め込まれていますが、なぜこの絵柄を採用したのかは当時の工事関連資料を調べても分かりませんでした。
インターネットで「レグルス」を検索しても、しし座にある星の名前などは出てくるのですが、この絵柄に通じるものはヒットしませんでした。なんでこの絵柄の名前が「レグルス」なのでしょうか?謎は深まるばかりです。
次回は「大海原と島と漁船と」をお話し致します。お楽しみに。(つづく)
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