管理組合の理事たちが団地で見つけた良いことや興味のあることなど「よもやま話」を語ります。
興味がありましたら読んでください。
こんにちは、環境整備担当理事の谷口です。
前回、謎の遊具「小城」はどんな形をしているかクイズを出しましたが、正解はこれです。
現在は3街区の西大公園に1基だけが残っています。「全く城に見えないじゃないか!」とお叱りを受けてしまいそうですが、施設目録に記載されていて2街区と3街区に1基ずつしか無い遊具で該当しそうなものはこれだけですので、おそらく間違いないでしょう。
皆さんは「城」と言うと、どのようなものを想像しましたか?
大阪城や名古屋城のような立派な天守閣?ノイシュヴァンシュタイン城みたいな西洋の建物?
でも、この小城はそれらの建物とはだいぶイメージが違いますね。
私は“城は城でも城郭(曲輪)”を表現しているのではないかと推測しています。日本の城の中には江戸城や姫路城などに見られる「渦郭式(かかくしき)」と呼ぶ、本丸を中心として二の丸、三の丸を渦巻き状に配置する郭の構造を持つお城があるそうです。
これはそれをイメージしたのではないでしょうか。(※個人の推測です)
この遊具は以前2街区の東小公園Ⅱにも1基ありましたが、人気が無かったせいか、いつのまにか撤去されてしまいました。
※画像の引用:公団ウォーカー様ウェブサイト・滝山団地特集ページ
撤去を免れた西大公園の小城もかなり亀裂が入っており早急な修復が必要です。50年以上前の遊具をこのまま無くしてしまうのは勿体ないのですが、人気の無い遊具にお金をかけることも難しい状況です。この遊具を残すための良いアイデアがありましたら、ぜひ管理組合までお知らせください。
次回は「50年以上、ずっと子供たちを見守り続けてきた生き物たち」をお話し致します。(つづく)